大切なことは地味だったりする

こんな色のバラが好き💖

Twitterで医療従事者が指摘していてなるほどーって思いました。
感染症専門家は対策として、ずっと「手洗いと距離を保つこと」「3密を避けよ」くらいしか言ってないと。次亜塩素酸とか言及してない。なのにみんな何か特別な解決策を探したがると。

確かに。
「これを使えば完ぺき☆」みたいな、魔法の杖や勇者の剣のような特別な何かを求めてしまいがち。ワクチンや特効薬とか。魔法っぽい特別さがあるとビジネスでも成功しがちです。そういう特別感になれてしまっているのかも。

でもね。
健康でも何でも、大事で確実なものは地味で単純だったりする。それだとつまらないのかな。威力がないみたいで。「これでやったったー」みたいな達成感がないとか。

COVID-19で指導されているのは手洗いと距離にマスク、そして3つの密を避けること。これがリスクもコストも少なく、対効果ならコスパ最高かと。医療従事者とか特別な環境や条件があれば別ですけど。

インドの占星術少年とか、他の誰かも言ってたけど。
この感染症を通じて人類は目覚める必要があるとか。最初は意味が分かりませんでした。

最近少し分かってきた気がします。
目覚めるといっても悟りとか特別なことではなく、人生は何が起こるか分からないというシンプルなこと。感染症で突然自分または家族が死ぬかもしれないし、仕事や環境が突然がらっと変わるかもしれない。

「こんなことありえない!」って恐怖と拒絶から、
起きたことを受けいれられるような心を持つこと、
行動や価値観を方向転換できること。
今風の言い方?だとレジリエンスとか。

目覚めるってそういうことなのかなって。
逆に言えば、これまでがおびえた夢みたいなもの。

過剰におびえて意識するとかえって実現してしまいます。
まだ自転車にうまく乗れない時に「ぶつからないで!」と思うと、なぜか引き寄せられるように何かにぶつかるみたいに(笑)同様に「新型コロナウィルスにかかりたくない!」っておびえるあまりに、あれこれ対策したつもりが裏目に出るとか。

悟りと言わないまでも平常心でいられると、必要なことだけやるようになると思います。それで感染者がぱたっと消えるわけではないけど、「これも自然の摂理」みたいに腹をくくるとあまり気にならなくなり、心の中では「収束」状態になるのかなって。みんながそう思うと、実際の数字にも出てくると思います。

出先ではマスクと距離、帰宅したら手洗いとうがい。多少の感染症の知識とどこに付着しているか意識する。あとは普段通り、栄養と睡眠。心穏やかに、いまやるべきことに集中していればいい。

・・ってそれが難しいんですけどね~。

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