2020年8月:[死の誘惑]と[平和]
今年の初めに12ヶ月分、ネガティブとポジティブのカードを引きました。月初にその月のカードを見て、思うことを書いています。
今月は怖いのが出てしまいました。どきどき。
[死の誘惑]と[平和]です。
疲労や絶望が極みに達すると、死がいろんな形で誘惑してくることがあります。「もうそれしか選択肢がない」と。破滅的な方向に引きずられてしまうのです。
そんなときは十分な休息と栄養をとることと、そして「他に道がある」ことを忘れないでください。
どんなに絶望的な状況でも、ピンチは新たな始まりへと転換できる可能性があります。それまでの自分のアイデンティティや価値観にとっては、死や終了を意味するかもしれません。再生の意欲を持てば、概念的な死やその怖れは誕生の前段階となりえます。
どんなに絶望的な状況でも別の選択肢があると考えること、また光を当てる(いい側面を探す)ことが大事です。
一方、平和は対立のない世界です。安心感に満ちた世界です。
近年、人材育成の分野で「心理的安全性」を目にします。[平和]が表すものに近いです。
人間は安心できる環境にいると高いパフォーマンスを発揮するということで、会社やチームの心理的安全性を高めることの重要性が提言されていたりします。平和というと退屈なイメージがあるかもしれませんが、平和や安心を実感できると活力が生まれ、物事が前向きに進みます。
平和の中で人生を楽しみ、生き生きと過ごせますように。