2021年2月:[期待]と[信頼]

2月のセラピーカードは[expectations 期待]と[trust 信頼]

セラピーカードで[期待]はネガティブな意味です。

期待とは要求から生まれるものだからです。そこには何らかの不満足感や欠乏感があります。期待というのは、誰かに足りないものを満たしてもらうように密かに要求しているのです。

期待はエスカレートしがちですし、期待すればするほど、欠乏感を強化するので望むものは遠ざかってしまいます。あまりあてにせず「ふわっと」願うくらいの期待だと叶いやすいかと思います。

一方、なんとしてでも自分で手に入れようとすると、今度は相手をコントロールしようとしてしまいます。そこには怖れがあり、相手への[信頼]が欠けている状態です。

[信頼]は権力争いで膠着している時に有効です。「信頼できない」と思える相手にこそ、信頼を寄せてみましょう。物事が好転していきますよ。

カードをご覧ください。人間はワニを踏んで川の向こう岸にたどり着いています。信頼できないような相手、例えばワニみたいな人(?)がいたとしても、その人を信頼して味方にすれば、川を渡り、果実を得ることができますよってことを表しています。

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