これからも命を大切に

あの日から10年が経ちましたね。

私はまだ外出して間もなくで、数駅分を歩くだけで帰宅できました。

何が起きたのか分からず、帰宅後しばらくしてテレビからの映像を見て言葉を失いました。

その後はTwitterで助け合いの声が行き交ってました。LINEも含めてSNSが日常に使われるようになったのも震災が1つのきっかけでした。電波なくてもWi-Fiあれば使えるからね。

カーナビや携帯の位置情報を活用した分析も震災が大きな契機になったと記憶しています。

当時は携帯が使えなくて、誰がどこに避難しているか分からず混乱が続きました。

震災後数日はGoogle Person Finderのボランティアをしました。避難者リスト作成のお手伝いです。避難所にある手書きの避難者リストを誰かが写メして、私(被災地以外でネット環境がある人)はそれを読み取って文字化して、それが共有されて。数日後にNHKの安否情報とマージされました。これまでバラバラだった情報が人命救助のために一緒にするということが起きて、感激でした。

甚大な被害でした。それは間違いありません。でも防波堤やいろんな備えがあり、守れた命もあったのだと思います。不幸の中には幸いはあります。これまでの努力に感謝し誇っていいと思います。

いつも私たちはよくやっていると思います。特に命を守るための努力や助け合いに関しては、震災の時も、コロナ禍の今も、日本はすごいんだなって思っています。本当によくやってるって思います。

鎮魂を祈りながら、これからも命を大切に、みんなと生きていけますように。

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癒やし人の森より