2021年4月:[自立]と[セクシャリティ]
4月のセラピーカードは
[independence 自立]と[sexuality セクシャリティ]
一般的に自立は支援を要らない状態なのでいい意味にとらえられますが、セラピーカードで[自立]は孤立に近く、ネガティブな状態を指します。
[自立]は人間関係における癒えていないハートブレイクの反応として現れます。あまりの辛さゆえに「もういいよ、関わらないよ!」と防衛や拒絶モードに入り、自分でどうにかしようとするのです。自立は一見立派に見えますが、自立が強い人ほど大きなハートブレイクを抱えていたりします。
自立は社会的にも重要ですし、依存の次の段階にステップアップした証でもあります。しかし自立が過ぎると疲弊してしまいますので、上手に周囲に委ねることを学ぶ段階でもあります。
[セクシャリティ]のカードを引いた人は大抵びっくりします。えっちな話をしていないのに出てきたりするからです。でも大丈夫。[セクシャリティ]はいわば生命力です。それにコミュニケーションやつながりを合わせたものと考えていいと思います。
考えてみればそうなのかも。セクシャリティな行為は新しい生命を生み出すこと、より奥の深いコミュニケーションになりますものね。ふふっ。
例えば職場や家族の間でLINEだけで無味乾燥なやりとりをしていたり、相手をモノのように扱っていたりすると、アドバイスとして「人間味のあるコミュニケーションを」という感じで出てきたりします。