2022年7月:[過去世]と[選択]

個人的に、[過去世]とは自分の無意識を探るための1つの有効な手法なのだと理解しています。多くの場合、[過去世]とは本人が直感で思い浮かべるものです。その人生が実在したかどうかは検証する必要はないのです。そこはどうでもいい。

「私は過去にどんな人生を経験したのだろうか」と想像してみると、現在とは無関係なので、思考の制限を受けずにいろんな世界を思い浮かべることができます。18世紀のヨーロッパで戦争に巻き込まれたとか、平安時代の朝廷で要職にいたとか、・・なんでもいいのですけど、その人生で経験したことのなかに深い無意識で信じている自己概念や宿命みたいなものがあぶり出されてきたりします。

そこから何かハラオチして軌道修正するとか、そういうセラピーに過去世は使われたりします。過去世ということにしておいて、実は現世の自分を見ているのです。

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もし現在を変えたいなら[選択]することが欠かせません。

とはいえ自分が認識できる表面意識は全体の数%と言われてます。残り90%以上の潜在意識や無意識にあるシステムが自分を突き動かしていたりするので、変容はそう簡単ではありません。特に恐れから構築されたシステムはむっちゃ頑丈です。

それでも表面意識が選択することで、残りの意識を変容させていくことができます。逆に言えば、表面意識が選択しなければ無意識にあるプログラム通りに同じ経験が繰り返されるだけです。だから意識的に選択していくことはとても大事です。

もし好まざる状況に直面したら「これは私の望みではない。私は幸せ/成功を選ぶ」と主体的に選択を繰り返すこと。「諦めない」って言ってしまえばそうなんですけど。