来年はラブパック
月初にセラピーカードを2枚紹介するシリーズは今年で3年目でした。3周したので、来年はセラピーカードのラブパックに替えてみようと思います。
ラブパックはセラピーカードの恋愛版です。私には初めて目にしたチャック博士の著作でした。きっかけは知人との食事会。たまたまタロットカードをやってもらえることになり、恋愛の相談をしたら、占い師さんがタロットカード流のスプレッド(カードの並べ方)で、ラブパックを使ったのでした。
当時(2017年)ですらラブパックは中古しかなく、Amazonで1万2000円ほどで買いました。今ではAmazonで4万円くらいの高値がつくほど希少品です。試しにひいたら、次のカードが出ました。
[expectations 期待]
[lack of self-worth 自尊の欠如]
[enjoyment 楽しみ]
[期待]はセラピーカードにもあります。約束が「破られる」ように、期待は「裏切られる」ものであり、遅かれ早かれ傷つくのが自明の時限爆弾のようなものです。期待している人はポジティブな将来を思い描いていますが、その実現を託されている人にすれば「圧」にほかなりません。
期待すればするほど、幸せになる可能性を狭めていきます。「これは期待と違う」と切り捨てるからです。望む未来を限定するのではなく、「こうしたら近づける」という目標を設定するのがいいそうです。
[自尊の欠如]は最近の言い回しなら、自己肯定感の低さです。自尊が欠如していると、それに見合った人間関係になってしまいます。自分への罪悪感を手放し、自分や周囲の人の価値に気づいていくことが処方箋になります。
[楽しみ]はそのまま、楽しむこと。笑う門には福来たる。いまここで。いま起きていること、いまを楽しみましょう