自分の人生を
京都国際写真祭が好きなのです。
今年は1日だけ、自転車で可能な限り回ってきました。
なかでも印象的だったのが「MIROIRS」
MIROIRS – Manga meets CHANEL / Collaboration with 白井カイウ&出水ぽすか
こちらはココ・シャネルの昔の写真とシャネルの世界観から着想を得たマンガの展示で、写真展というよりはシャネルと少年ジャンプのコラボ企画。全く予備知識なく来たので、この展示も知らず。ココ・シャネルには共感もレスペクトもあるので、個人的にはうれしかったです。
驚いたのがマンガを掲載していたのが少女マンガではなく少年ジャンプだったということ。でもこれからの少年たちにはただ戦い続ける物語だけではなく、女の子の自立や男の子の自由を描いた物語も与えてもいいと思うので結果的にはよかったと思います。
マンガの単行本はこちら。短編3作が収録されています。どの短編も自分の人生を生きることに気づくところにテーマがあったように思います。自分の生き方を自分で見いだす。できるだけ早い段階でできるといいですね。
会場は誉田屋源兵衛、KYOTOGRAPHIEでは定番の人気会場です。帯の老舗だそうです。シャネルとはファッションでつながっている気がします。この会場、かつて前はagnes b.の展示だった気がします。創業280年とかすごい老舗でありながら新しいものや芸術に理解があるらしくて、こういうところが時代を切り開いていくのかも。なんて思いました。