実はコロナのせいじゃない
目に見えない大きな脅威が迫っているように感じて、心を揺さぶられてしまいます。
「許せない!」
「怖い。心配。。」
怒りも不安も、実は新型コロナウィルスのせいではなく、マスクが足りないからでもないのです。もともと持っていた感情が浮上してきただけ。
新型コロナウィルスだろうとインフルエンザだろうと、手洗いを多めにして、感染を広げないように意識して暮らせばいいだけのこと。怒ることも、悲しむこともないのです。
ネガティブな感情が出てくるのは、湖に大きな石がドボンと投げ込まれ、その拍子に湖底に沈んでいた何かが飛び出てしまったようなイメージです。隠していたのに出てきちゃった。
私たちが認識できる表面意識の下、潜在意識や無意識にはタイムスタンプがありません。時間を正確に把握できないのです。だから大昔の感情が、現在の感情であるかのように錯覚をおこします。再放送なのにライブ中継と勘違いするのです。
ネガティブな感情のほとんどは過去に体験したハートブレイクの再放送です。ネガティブな感情がわいたら、過去の未完了の感情が主張していると考えるといいかもしれません。
根本となる体験が分かるといいですが、それは簡単ではないので、せめて過去の苦しみに思いを馳せて自分をいたわってあげるといいと思います。
この状況で誰かを批判することに執着してしまう人もいれば、意気消沈して萎縮してしまう人もいます。
一方で、自分のスキルや立場をフル活用して人助けに奔走する人もいます。ここ数日、新しい仕組みや取り組みが形になってきています。そんな人が多くいて、頼もしいです。
みんなで助け合って、乗り切れますように。つながって。