みんなで祈る

最近、SNSで大きな病気に直面している方を見ました。

病気そのものがすでに深刻なのですが、
私はそれ以上に本人のお気持ちが気がかりでした。

何かへの怒りや拒絶が苦痛を増幅しているようでした。
心の持ちようがかえって自分を苦しめているようで。
(ゆくゆくは病気本体にも悪い影響を与えそう)

とはいえ、
心の持ちようはそう簡単に説得できません。
「怒らず」とか「心配しないで」とか、
単純な言葉ですぐ理解できるものでもなく。
病気が進行中であれば、なおさら難しい。

拝察する限り・・
「もう未来が残ってない」ことが悲観の中心のようでしたので、「現在に集中してください。今は永遠に今ですから」とお伝えしてみました。「今日だけは」が少しは伝わったかな。

れいきセラピーの交流の場でしたので、
仲間で同じ時間にいっせいに祈ることにしました。
(祈りってみんなでやると、いいのだとか)

みんなで計画する経緯が本人の励みにもなったらしくて、
祈りの翌日、本人の文章が変わって見えました。
すごく穏やかになっていて。

どんなに言葉を尽くしても励ますのは難しいですが、
手で触るとか、祈る(姿を見せる)とかシンプルなことが
励ましになることもあるのねって思いました。