2023年3月:[ルール]と[手放す]
[rules ルール]と[letting go 手放す]
パートナーや家族との[ルール]、いろいろと増えていませんか?
「誕生日には??を買う」とか?
期待がいつか裏切られるものと同様に、ルールもいつか破られてしまいます。そして心が痛んでしまうのです。あるいは衝突が激化してしまうとか。
もともとルールを決めようとするのは防衛のためです。過去に嫌な思いをしたことがあり、それを繰り返したくないからです。でもルールは結局は役に立ちませんし、かえって傷を深めてしまいます。
ですので、ルールを決めるよりは目的や原則を決めて合意しておくといいそうです。何を守るのか、重視するのか。
[手放す]はとても難しいです。私の課題でもあります。「手放す」をやろうとしても、いつのまにか「切り離す」になっていたりします。でも「手放す」をきちんとできると、それは癒しであり、人生は大きく前進します。
[手放す letting go]といえば、有名な「レリゴー」があります。原文では「I don’t care(もう知らない!)」と叫んでますから、これは「切り離し」に近いような気がします(翻訳はかなり浄化されてますが)。「手放す」とは背を向けて、見ないようにするということではないのです。
たぶんビートルズの「let it be」のほうが、このカードの「手放す」に近いような気がします。逆説的ですが、あるがままに「let it be」と受け入れることで、そこにある苦痛や執着を「手放す」ことができるのです。
「手放す」とは過去の苦しみを手放すということ。水に流すということ。握りしめているものを解放して自由にすること。そうすると、流れが変わってきます。
・・・って、頭で分かっているんだけどなー