人生脚本について
お久しぶりね、交流分析。
心理学の一種、交流分析の人生脚本についてエリック・バーンがみっちりまとめた「What do you say after you say hello」という名著があります。2年前に翻訳版が出たそうです。この機会に読んでみることにしました。
誰しも2〜3歳ごろから6〜7歳ぐらいの間に、親しい家族との関わりから自分の人生の大まかな構想を描くのだそうです。それが人生脚本。
成功を選ぶ人、幸せを選ぶ人もいれば、
悲しみや苦痛を選ぶ人もいます。
幼い時の頼りない思考力と言語力で、
まだ狭い世界で誤解も混じったまま、
合理性に欠けていながらも。。
誰もが幼い時に無意識に描いた人生脚本を
忠実になぞるように生きていきます。
日本語なら「三つ子の魂、百まで」。
大きなショックがあると、無意識に書き換えることもあります。
あまりに非生産的、悲劇的だと書き換えるように導くこともできます。
そんな人生脚本についての本です。
この本は交流分析の専門用語を前提知識として持ってないと難しいかと思います。治療についての話も多いので。。
読んでいて面白い本ではないですね!
ただ私がいつも思うのは、
どんな人の人生も素晴らしいってことです