大人のレンズ交換

昨年末、女性の友人が白内障手術を受けました。入院して両目一気にやったそうです。手術後に初めて外界を見た印象が「どん引きするほど見えるわ!」だったそうで、聞いていたみんなで笑いました。一気に視界がクリアになったそうです。

今年に入り、別の知人が白内障の手術を受けました。こちらは片目ずつでした。その方は片方の目の手術が終わると「まだ手術していないほうが赤みがかかって見える。今まで見ていた色はなんだったのか・・」と仰っていました。色の違いに気づくのがすごいですよね。

気になって調べてみると、白内障や加齢で水晶体が濁る場合は黄色くなるらしく、カメラならレンズに黄色がかかるようなものなのですね。だから手術前の目を通じた視界が赤みがかかって見えるようになるらしいです。

白内障手術は水晶体を置き換える手術なので、カメラならレンズ交換のようなものです。光を感じとるセンサー(網膜)がそのままなら、レンズ交換(白内障手術)で色が元通りになるんですね。なるほどと思いました。

大人になると少しずつ赤みがかかった世界を見るようになるのですね。逆に若い時は青をそのまま見ることができるから「青春」という言葉があるのかしらって思いました。

なお手術は人工的に切り傷を作ることになります。靈氣はケガや傷の回復を早めることが期待できますので、手術後は靈氣をするといいですよ。さすがに切り傷や目を直接触れることはできませんので、ガーゼの上からやわらかく、あるいは少し浮かせてもいいでしょう。そのほうが安心ですよね。部位が狭いので手のひら全体を当てるよりは、何かをつまむような指の形にして目に向けるといいです。

前にまぶたを切開する手術をうけた方に靈氣したことがあります。手術直後でしたので病腺が分かりやすかったです。ケガや手術後には靈氣、おすすめですよ。

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