気から生じる病もある
「病は気から」と言いますが、私は「気から生じる病もある」と理解しています。
だってね、全ての病気が「あなたの気の持ちよう」なんて言われたら納得いかないですよね。遺伝性の病気だってありますし、公害もありますし、細菌やウィルス感染だってありますし。「そんなの私の責任じゃない!」と思いますよね。
そうした不可抗力的なものはさておき。
気から病に発展するものもあると思うのです。過度のストレスはもちろんのこと、ネガティブな考え方の癖も長年積もると何らかの形になってきます。
「ここはがまんしなくちゃいけない」
「これをやってはいけない」
「これはこうすべき/こうあるべき」
とかね。自分に対して抑圧しちゃったり。
考え方の癖もストレスになりうるということです。
考え方の癖から起きた病であれば、「そろそろ、その考え方の癖を見直しては?」という心からのメッセージと考えることもできます。考え方の癖は長年固めてきた価値観や信念でできていますから、本人は悪いだなんてちーっとも思わないし、体を壊すくらい強力で根の深い考え方を変えるなんてとーっても難しいのですけど。
ストレスの元になるような考え方の癖を手放すと、気から生じる病気にかかる頻度がぐんと減ります。考え方の癖が自分を苦しめていること、ないですか?あったら手放してしまいましょう。簡単ではないですけど。
ちなみに靈氣/レイキでは、ネガティブな考え方に傾かないよう、心の持ち方も重要な要素として教えます。だから実践すればするほど心が晴れ晴れとしてきて、心がバネのような弾力性(レジリエンス)を持ち、回復力のレベルが上がってくるのです。
心も体も健康でありたいですね。