治るほうを向いて
漠然としていますが、なんとなく思うこと。
人間の体はもともといろんな状況に対処する術を持っています。外敵が侵入してきたら排除する、損傷すれば再生するなど。
デフォルトは健康で、回復できるようにできています。
自分の回復力を信じていると「風邪ひいたけど、一晩寝れば治る」「この傷なら数日で治る」と治ることをイメージして、前向きでいられます。それは回復力を高めることにもつながると思うんです。
前に何かの本で「心が本当に元気な人は自分が病気やケガにかかることを想像できない」というのを見たような。それはさすがに危機管理としてどうかと思いますが(笑)、自分が病人やけが人であると自覚することがなく、気に病むことがないと言いたいのだと思います。
そのほうが早く治る気がします。
ネガティブな材料にばかり意識を向けるよりも、「治る」ほうを信じて、治るほうを向いていてほしいと思います。
どちらを向いているか、信じているかで選ぶ行動も変わってきますし、その先に進む状況も変わってきます。
それは自分(の回復力)を信じることでもあります。
どんな状況であっても、少なくとも、心は治る方を向き、治ることを選んでほしいなと思うのでした。