勘違いは訂正するだけ
長い長い本がようやく終盤にさしかかり、こんな文が目に入ってきました。
『したがって、私は自分が間違っていたことを希望します。
(略)私はこれを違った目で見る方法がほしい』
この部分はですね。不本意な状況に直面している時、誰かが間違っているのではなく「これは私が何かを間違えているから・・だといいな」と考えてみようということです。
もし自分の誤解や勘違いから不本意な状況が起きているのであれば、私が訂正すればいいだけになりますので。他人や社会を変えるよりも簡単ですよね。
自分の間違いや誤解を発見できるように、現状を違う視点で見る方法を知りたい。・・そう願っているというところを表現した文章です。
私の勘違いならいいのだけど。
自分の信念や価値観を変えてみると、困難な状況が好転することがあります。自分が間違っていたことで罪悪感や劣等感を持つ必要はないのです。それを怖れて訂正することを拒否してしまうのですけど、嫌なことはちょっとした勘違いから起きているのです。そう思うと気が楽になりませんか。そうして状況をシフトさせていくことができます。