免疫力アップに魔法の杖はない
免疫力を高める○○!
なんてたまに見かけますが、すぐに免疫力が向上するような銀の弾丸や魔法の杖はないと思うんですよね。
免疫力は体の総合力みたいなもの。いろんな細胞がそれぞれの役割をきっちり発揮して得られるチームワークです。大企業で全体の生産性を高めると考えても、やはり魔法の杖ってないですよね。
これを飲めば免疫力アップ!
これをすれば免疫力アップ!
どうしてそういうコピーが踊ってしまうのかしらと考え・・
ふと思ったのです。
魔法の杖を欲するのって、自信のなさの現れかしら?
だとしたら。
免疫力はもともとあるって考えを強めた方がいいかも。
もちろん無敵じゃないけどね。
なぜならば。。
何かに頼ろうとすることを繰り返すと、「自分の免疫力は弱いのだ」という無意識の前提を強化してしまうことになるからです。
子どもが親から
「あなたは体が弱いから○○しなさい!」
「あなたは体が弱いから△△食べなさい!」
繰り返し言われるようなもの。
子がそれを素直に受け取ると「わたし、弱いんだ・・」と本当に弱い体になってしまうかもしれません。
だからどうか覚えておいてください。
人間の体はデフォルトでは健康で、(自然)免疫力が機能するようにできてます。
繰り返しますが、無敵ではないですよ。
もともと持つ免疫力が正常に機能するには、適切な栄養と休息、それから余計なストレスを抱えないことも大事です。「自分の免疫力が足りない(からなんとかしたい)」と心配し過ぎてストレスになってしまわないように。
なお、靈氣では自己治癒力がとても大事な要素です。人間の体にはもともと自己治癒力や自然免疫力があり、それを最大限活かそうと考えます。もちろん無敵ではありませんが、心を穏やかに保つこと、手を通じて体とつながっていくことを地道に実践しています。