忘れたかったこと
少し都心にお出かけ。いい青空でした。
身近で認知症の話題が出たので、ひとつ思い出しました。
こんなワークがあります。
認知症は「忘れる」ということ。
身近な誰かが認知症になると、自分が「忘れられる」ことを経験します。
そんな時。もしあるなら、分かるなら。
認知症になった人と自分の関係において、自分が「忘れてしまいたい」と思うことはあるでしょうか。あるとしたらどんなことでしょうか。
思い浮かぶとしたら、悲しい出来事かもしれません。
でも今の大人になった自分の視点で見直してみると、もしかしたら違う解釈で見ることができるかも。
その時はすごく悲しくて、記憶から葬り去ってしまったかもしれません。でも、実は相手は悪意ではなく善意だったとか、その時は仕方なかったとか。その可能性はないでしょうか。
そんなことに気づくと、長年のわだかまりや心の重荷がふっと取れたりします。
(ちなみに、これをやっても誰かの認知症が治ることはないですので念のため)